ほんとうは暖かい光が好き 〜場面緘黙症との闘い

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<<   作成日時 : 2007/12/19 08:18   >>

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2回のシンポジウムを無事終えたことによって、かんもくの会としては目的達成のための第一ステージをクリアしたと考えています。

かんもくの会の目的は、緘黙症を抱える子どもたちと後遺症に苦しむ人々に対する効果的な支援方法を普及させ、もともと特別支援教育の対象とされているにもかかわらず全く実体のなかった緘黙症の支援対策を国家的に制度化させること、並びに後遺症に苦しむ人々に対する支援体制を整わせることです。

日本では1990年頃から緘黙症の研究に専門的に取り組む研究者が絶えた状態が続いています。
その間に欧米諸国では行動療法及び認知行動療法に基づいた緘黙症の支援プログラムの研究が飛躍的に進歩して普及しつつあります。
日本には緘黙症に注目している研究者がいないので、海外の先進的潮流は全く入ってきていません。

このような現状を打破するために、まず、海外の最新の緘黙児指導書を翻訳して出版していただくことができました。

特殊教育学会でのシンポジウムにおいては、主に教育関係者に対して緘黙症の当事者と経験者の抱える苦しみを理解していただき、他の障害と同様の支援対策が必要であることを訴えることができました。

行動療法学会のシンポジウムにおいては、主に行動療法及び認知行動療法の専門家に対して緘黙症の研究が置き去りにされている現状を訴え、解決のための具体的な提言をいただくことができました。

これらに先んじて、2001年より5年間、衆議院文部科学常任委員会筆頭理事を務められた平野博文代議士のご協力により、行政に対して直接私たちの要望を伝えていただくことができるようになっています。

緘黙症の専門家がいないという今の学術界の状況では、国が直ちに対策を打ち出してくれても効果的な支援を受けられる場がほとんどないので時期尚早だと思います。
将来、緘黙症の最新の知識と治療法を身につけた人材が誕生・拡大して受け皿が整った時に、私たちは国に対して緘黙症への手厚い支援策を明確化させて実行してもらう運動を開始することにしています。
私たちはすでに行政へ働きかける強力なルートを得ているので、一から訴えを起こすより早期に実現してもらうことが期待できます。
当会が訴えた緘黙症の支援対策は平野代議士の預かり案件としていただいており、必ず成し遂げることを宣言していただいています。

以上の成果によって、緘黙症を巡る諸問題を解決するための種まきの作業を一通り終えることができたと考えています。

これよりかんもくの会は次のステージへ歩を進めます。

次のステージの最大の目標は、行動療法学会におけるシンポジウムで提言されたプロジェクト群を早期に実現していただくことです。

中でも、行動療法や認知行動療法による緘黙症の治療を実施してもらえる相談機関のリストアップはすぐにでも実行できることであり、保護者や教師が最も欲している情報です。
その情報提供を求めることを次の活動の最優先課題としています。


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