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これこそ価値ある試みと思ってやってるんですけど、それと読まれるか否かは別。 面白いもんじゃないから。 カウンター見れば一目瞭然(T_T) それにもめげずせっせと作業を継続します。 この作業が必ず芽を出し花開くときがきます。 読んで下さっている方々に感謝いたします。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 今回はアメリカの緘黙児保護者団体SMG-CANのサイト邦訳第四回目です。 今日は、FAQコーナーの20項目の一つ、「なぜ教師、治療の専門家、医師でも場面緘黙症を理解している人はほとんどいないのですか?」のQ&Aを翻訳して紹介します。 専門家にも場面緘黙症がほとんど知られていない事情は万国共通のようです。 長いので翻訳を読み飛ばして最後だけ読んでいただいても結構です。 --------------------------------------------------- Q: Why do so few teachers, therapists and physicians understand Selective Mutism? 問. なぜ教師、治療の専門家、医師でも場面緘黙症を理解している人はほとんどいないのですか? A: Research studies on selective mutism are scarce, and most articles and textbook descriptions are based on subjective findings of a very limited number of children. In some cases, medical and educational professionals have not been taught anything at all about SM, and in other cases they have only been given inaccurate and misleading information. 答. 場面緘黙症に関する研究は少なく、また、ほとんどの論文や教科書の記述はごく限られた数の子どもたちから主観的に見出された結果に基づいて書かれています。医学及び教育の専門家の中には、場面緘黙症に関してまったく教育を受けたことがない人たちもいます。また、不正確で誤解を招くような情報しか与えられていないという人たちもいます。 As a result, doctors, teachers and other professionals will often tell a parent that the child is just shy or that he/she will outgrow this behavior. Other professionals incorrectly interpret mutism as oppositional or defiant behavior; where mutism is a means of manipulating and controlling other people. Some professionals view Selective Mutism as a variant of autism or an indication of severe learning disabilities. For the true Selectively Mute child, these views are completely wrong and do not lead to appropriate therapy. そのため、医者、教師、またその他の専門家はしばしば保護者に対して、お子さんは単に内気なだけですよとか、成長すれば治りますよと言ってしまいます。中には、緘黙症を反抗的あるいは挑戦的態度として誤って解釈している専門家もいます。すなわち、緘黙症は他人を操作し支配する手段だと解釈しているのです。また、場面緘黙症を自閉症の一種あるいは重度の学習障害の兆候と考えている専門家もいます。本当の場面緘黙児にとって、これらは完全に間違った考え方であって、適切な治療に結びつきません。 There is a tragic result of the scarcity of knowledge about SM: far too many of these children are either undiagnosed, misdiagnosed, or mismanaged. SMG~CAN's mission is to bring about change by conducting research, educating and promoting public awareness about SM. We are proud of the progress that has been made, but there is still much work to be done. In the thousands of letters and e-mails that we receive, we still frequently hear stories of children who have been to multiple therapists over periods of years with no progress, or children to whom medication is being prescribed without any behavioral interventions being implemented, or worst of all, children being punished for not speaking, 場面緘黙症に関する知識不足のために、たいへん多くの子どもたちが診断も受けておらず、あるいは誤診を受け、あるいは不当な処置をとられるという、悲劇的な結果がもたらされています。SMG-CANの使命は、場面緘黙症に関する研究、教育活動を行い、公衆に広く場面緘黙症を知らしめることにより、変革をもたらすことです。私たちはこれまでに達成された進歩に誇りを持っています。しかし、なすべきことはまだたくさんあります。私たちがいただく何千通ものお手紙や電子メールでは、何年もの間何人もの治療家にかかっているのにまったく改善のない子どもたちや、行動的介入をまったく実施することなく薬物を処方されている子どもたち、また、最悪な場合では、話をしないために罰を受けている子どもたちの話をしばしば聞きます。 There are frequent reports of snacks or other rewards being withheld from children if they cannot ask for them, and children being placed in a locked room and told that they cannot come out until they speak. We also hear from countless families all over the world who are desperately seeking therapy for their children but cannot find experienced and/or qualified therapists in their area. The lack of knowledge and trained professionals is not unique to rural areas or underdeveloped countries, but is unfortunately common throughout the US and the rest of the world. ちょうだいと言えなければおやつやごほうびを子どもにあげないでおくことが行われているという報告や、鍵をかけた部屋に子どもを入れて話をするまで出さないと言うことが行われている報告がしばしばあります。また、私たちは、子どもたちのために死に物狂いで治療を求めているにもかかわらず、この分野で経験豊かで資格をもった治療家を見つけることができないでいる、世界中の数え切れないほどのご家族からお便りをいただいています。知識と訓練を積んだ専門家が不足しているのは農村地域や発展途上国に限ったことではありません。不幸にも、アメリカ全土及び全世界に共通のことなのです。 --------------------------------------------------- 本日は以上です。 場面緘黙症の研究がなぜ少ないかまでは答えられていないのが少し物足りないQAです。 それを分析すると、どこに着目して働きかけを行えばいいのか見えてくると考えています。 私は、教育学や心理学の学問界の構造に欠陥があるとにらんでいます。 その理由は9月19日の記事で少し書きました。 また、場面緘黙児をもつ家族の問題意識の薄さにも原因があると考えています。 なぜなら、日本で多くの学校で特殊学級で自閉症児をサポートする体制ができたのは、保護者の運動によって国家課題にまで自閉症の問題意識が高められたからだと先日知りましたが、場面緘黙症についてそのような運動があった話を聞いたことはありません。 これは多数の緘黙児が家庭ではふつうに話すという場面緘黙症の特徴と、場面緘黙児の親もまた消極的な人が多いからではないかと考えています。 だから、アメリカで場面緘黙児の保護者団体が生まれたというのはすごいことだと思います。 このように考えていくと、当事者の自分がどこに働きかけていけばよいのかがだんだんと見えてきた気がします。 それによって活動の方法が具体的に浮かび上がってくると思います。 このブログでその考察の経過を書き溜めていきます。 提案やご助言、誤謬の訂正などをいただけると幸いです。 (なお、私は語学が好きですが翻訳家ではありません。翻訳文はもっと日本語的に直すという作業をせずに逐語訳的なまま掲載しています。そのため、誤訳を含んでいたり読みにくい部分もあるかもしれませんがどうかご容赦ください。) |
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緘黙には直接関与しないコメントになるかもしれませんが、多くの日本人が一定の期間英語教育を授けられながら、実用できないことと、教育学や心理学の研究が十分に国際的でないことも、日本の教育問題の1つであるように思いました。本日、私の職場に教育新聞の記者から電話がありました。さまざまな事情でネット社会に精通することが難しい方々も少なくないので、他の広報手段も考える必要もありそうですね。 |
ゆきんこ 2007/08/06 18:37 |
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