場面緘黙症成人当事者の実態を伝えること

場面緘黙症が社会に知られていないこと、知識をもっている教育関係者や心理職のような人でも正しく認識している人はほとんどいないこと、この現状を覆すには場面緘黙症の当事者が実態を伝える以外に方法はないと思って私はかんもくの会の活動をしています。

「緘黙症は大人になったら自然に治る」
という一般的な誤解があるために緘黙症の子どもの多くはあまり関心をもってもらえません。

たしかに自然に治っていく人もいますが、そのまま大人になって苦しみを抱えて生きている人もたくさんいます。

しかし、大人になってから症状を抱えている人たちの存在は報告されないのでこれまで世間に知られることはありませんでした。

ですから、場面緘黙症について真剣に考えてもらうには、大人になって苦しみを抱えている人たちの存在を明らかにすることが重要だと考えています。

大人になっても場面緘黙症の二次的な後遺症や場面緘黙症そのものを抱えて苦しんでいる人がたくさん存在することが知られれば、「そのうち治るでしょう」というような安易な気休めや楽観論は誰も言えなくなるはずです。

そして、子どものうちはまだ学校などで適切な支援を受けられる場合もありますが、大人になっても苦しみを抱えている人たちに対する支援の方法については、そもそも存在が知られていないからおそらく全く研究されていないと思われます。

私たちは、子どもに対する支援と同じほど大人の当事者に対する支援対策も必要だと考えています。

「大人になったらたいてい治る」といった発言を絶対にしてもらわないようにするために、今回の緘黙症シンポジウムでは緘黙症の成人当事者の実態をまず伝えます。

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