理不尽な母親の怒り
僕は場面緘黙症の辛さに耐えかねて不登校をやっていた時期があった。
高校2年生の1学期の途中から2学期の始業式の日まで。
僕としてはそのとき、不登校ではなくて、学校をやめたつもりだった。
これ以上、あの苦しみに耐えるのはもうごめんで、このまま登校を続けるとどんどん頭が狂っていくような気がしていた。
さて、学校を休み始めて何日だったか、何週間だったかたったころ、朝ちょっと遅く起きてくると母親にいきなり怒鳴られた。
「あんたなあ、○○や○○(←弟たちの名前)が『なんでお兄ちゃん学校行ってへんの?』って私に聞いてくるんよ。
・・・私、いったいどう答えたたらいいのよ!!」
母親は怒りに震えていた。
僕はあっけにとられた。
なに、お母さんが弟らにそんなこと聞かれて困るから学校行けっつうの?
その後自分がなんて答えたのか怒ったりしたのか覚えていない。
でもあの言葉でまた自尊心を傷つけられ、自分に無用な罪悪感を植え付けられたことは確かだ。
今でも思い出すたびにわけの分からない理不尽さを覚える。

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高校2年生の1学期の途中から2学期の始業式の日まで。
僕としてはそのとき、不登校ではなくて、学校をやめたつもりだった。
これ以上、あの苦しみに耐えるのはもうごめんで、このまま登校を続けるとどんどん頭が狂っていくような気がしていた。
さて、学校を休み始めて何日だったか、何週間だったかたったころ、朝ちょっと遅く起きてくると母親にいきなり怒鳴られた。
「あんたなあ、○○や○○(←弟たちの名前)が『なんでお兄ちゃん学校行ってへんの?』って私に聞いてくるんよ。
・・・私、いったいどう答えたたらいいのよ!!」
母親は怒りに震えていた。
僕はあっけにとられた。
なに、お母さんが弟らにそんなこと聞かれて困るから学校行けっつうの?
その後自分がなんて答えたのか怒ったりしたのか覚えていない。
でもあの言葉でまた自尊心を傷つけられ、自分に無用な罪悪感を植え付けられたことは確かだ。
今でも思い出すたびにわけの分からない理不尽さを覚える。

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