ほんとうは暖かい光が好き 〜場面緘黙症との闘い

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zoom RSS 今回のシンポジウムの第一の目的

<<   作成日時 : 2009/09/03 15:34   >>

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前回の記事で緘黙症シンポジウムの開催案内の前にシンポジウムの第一の目的を述べていましたが、目的の部分だけ切り離して書き込み直します。


昨年のシンポジウムでは、従来ほとんど知られることのなかった、成人後に緘黙症の深刻な影響を残して苦しむ人々の存在を、比較的状態の改善している当事者話題提供者が間接的にお話ししました。

今回のシンポジウムでは、成人当事者の保護者の方が我が子の状況をお話しされます。

この場合の成人当事者とは、たとえば私のように緘黙症そのものはある程度改善しつつもさまざまな後遺症的な困難を抱えている人たちのことでなく、成人後も子どもの頃からの緘黙症がそのまま継続している人たちのことです。

専門家の間でも、緘黙症は子どもの間だけに起こる心理状態であり、「大人になれば治る」と認識されているようです。

確かにあとかたもなく治る人たちもいます。

しかし、実際は、成人後も場面緘黙症または全緘黙症がそのまま継続し、社会参加ができず、自立して生活することのできないほど深刻な状況の人たちが多数存在することがわかってきています。

このような最も重篤と思われる人々から、社会に出ていても緘黙症の後遺症に苦しむグレーゾーンにいる人々まで、成人後に及ぼす緘黙症の実態を知っていただくことが、緘黙症の問題を全面的に解決するために不可欠であると私たちは考えています。

このような人たちの存在を知っていただき、成人後に自力で立ち上がれなくなっている人たちや、精神的苦痛に耐えている人たちに対する援助の在り方を考えていただくことが、本シンポジウムの第一の目的です。

そして、この事実を正しく知っていただくことが、なぜ子どものうちにできるだけ緘黙症を改善できるように支援をしてあげることが必要なのか理解していただくためにも重要です。

緘黙症の子どもを見ているだけではなかなか将来を予想することができず、どうしても「そのうち治る」と楽観されてしまうケースが非常に多いからです。


緘黙症児・者の支援ために教育関係者や心理臨床の専門家の方々、そして福祉に関わる方々が積極的に支援の手をさしのべていただける願いを込めてシンポジウムを行います。




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