ほんとうは暖かい光が好き 〜場面緘黙症との闘い

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zoom RSS 幼児がえりと再成長

<<   作成日時 : 2008/12/15 04:06   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 2

緘黙で過ごした高校の3年の間にいつの間にか自分は退行を起こしていた。
いわゆる幼児がえりというものだ。

大学に入って、これからは普通に振舞おうと思い久しぶりに自分から人に近寄っていって初めて自分の精神が極端に幼いことに気がついた。
入学した時点ではたぶん幼稚園か小学校低学年程度の情緒年齢に退行していたのではないかと思う。

何年もかけて少しずつ変わっていったが、学生の間、「幼い」「おぼこい」「がきくさい」・・・の類の言葉はさんざん浴びせられた。

社会人になってもまだ言われ続けた。

そしてそれは不当な評価ではなく、自分自身そう感じていた。

重いテーマの小説を読もうが自己啓発的な本を読もうが、それで幼い感じ方が変わることはあまりなかった。
頭で考えるだけでは頭でっかちになるだけで本質は変わらなかった。

ごく最近になってやっと大人らしい感性を自分の中に感じるようになってきた。

まだまだ同年代の人たちのレベルには追いつけないが、やっと幼児的な感情に邪魔されずにものごとを考え行動できるようになってきたと思う。

なにが自分から幼さを追い出したのかと言えば、私の場合、かんもくの会の活動だ。
生身の人たちと触れ合ったりぶつかり合ったりすることで潜在していた大人らしさを成長させることができたのだと思う。
活動を始めた頃よりいまの自分はずいぶん変わったと実感している。


私ほどひどい幼児がえりを起こす人は他にもいるのか知らないが、他人との関わりを避ける緘黙症の当事者は精神的な成長が阻害される人が多いと言われる。

幼児性の残存は緘黙症から派生する代表的な困難の一つだと思う。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして、Fc2ブログランキングから来ました。
「場面緘黙症」知りませんでした。
緘黙だけなら引きこもりと似てる気がしますが、幼児返りするというのは不思議な気がします。
緘黙の会のご活動により、緘黙症に付いての認識が広まるといいですね。
Luckypower
URL
2008/12/15 17:20
はじめまして。
緘黙症に関心をもっていただきましてありがとうございます。

緘黙症が引きこもりに似ているとのことですが、緘黙症について正しいご理解をいただきたいのでちょっとご説明させていただきます。
緘黙症のために学校や職場へ行くのが辛くて不登校や引きこもりに陥っていく人はたくさんいるのですが、緘黙症の症状が引きこもりに似ているということではないです。
緘黙症が原因で引きこもるようになる場合があるということです。

緘黙症から起こる二次的な障害や困難は、対人恐怖、引きこもり、幼児がえり、うつ病などいろいろあります。
それを成人後も引き摺って苦しい生き方を強いられている人たちがたくさんいることを知ってもらいたいです。
弥生桜
2008/12/15 23:17
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