ほんとうは暖かい光が好き 〜場面緘黙症との闘い

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zoom RSS 最新の緘黙症治療法は日本にあった

<<   作成日時 : 2007/12/27 13:21   >>

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かんもくの会の正式名称は「日本へ最新の緘黙症治療法をもたらす会」です。

設立時は「緘黙児を支援する会」と名乗りましたが、実際に支援する能力はないので、誤解を与えないように会の目的そのものを表した名称に変えました。

最新の緘黙症治療法とは、欧米で発達して普及しつつある「行動療法に基づいた緘黙症の治療法」のことです。

日本では1990年ごろから緘黙症に取り組む研究者が絶えているために、海外の最新の緘黙症治療法を日本へ導入する人がいないので、いつまでたっても緘黙児は効果のあまりない従来の治療法しか受けられない。
専門家が海外の治療法をもたらしてくれないなら、私たちの力でもたらして普及させようというのが当会がはじめに掲げた目的だったので、それがわかるように今の正式名称に変更しました。

現在は手段を修正しながら活動しており、私たちは治療法の導入、普及を行う主体となるより、主に保護者、当事者の立場から然るべき相手にそれを実行してもらうように訴えるという方針で動いています。
けれども、行動療法による緘黙症治療法を日本に普及させるという目的は総合目的の一つとして変わっていません。


ですが、日本でも行動療法に基づいた緘黙症治療法はすでに20年ぐらい前に開発されていました・・・ということが先日の行動療法学会のシンポジウムのときにわかりました。

シンポジウムで共同企画者となっていただいた小林重雄先生がすでに治療のための具体的な指針を与えておられました。

それは、1989年に出版された「子どものかかわり障害(小林重雄編/同朋舎)」という本の第3章にしっかり書かれています。

小林先生はシンポジウムの冒頭で、「『場面緘黙児への支援』をざっと読みましたが、自分の書いたことから特に新しいことはありません」と仰いました。


そうすると、私たちの会の名前はちょっと変かな?と思っています。

日本にも元々「最新の治療法」=「行動療法に基づいた治療法」が存在するのだから、会の掲げる目的を少々変えるべきでしょうか。

私たちは
日本ですでに開発されているのに普及していなかった緘黙症の効果的な治療法をこれから普及させてもらう会
とでも名乗りなおすべきでしょうか?


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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
遅まきながら、ブログで新年のご挨拶と2008年の初コメントをさせていただきます。既に1989年に緘黙症の専門書を小林重雄先生が編集されていたとは、存知ませんでした。稀少だからといって緘黙症だけでなく、他にも知られていない障害や事物は果てしなくあるのかもしれませんね。私も
是非、一読したいと思います。また、当事者のみなさんが右往左往しなくて済むように、複数の専門書が気軽に目につくところに所蔵され、それが単に読むだけでなく実行されていく未来予想を描いています。
日々、ご心労の絶えないことと思いますが
スモールステップで今年も宜しく御願いします。
ゆきんこ
2008/01/05 12:20
あけましておめでとうございます。
今年の初コメントありがとうございました。
緘黙症だけの専門書でなくて、いくつかの障害のうちの一つとして扱われています。
中身を見なければ緘黙症の治療法が書かれていることがわからないので、緘黙症の治療について情報を求める人たちにもほとんど知られることがなかったのだと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
弥生桜
2008/01/05 15:57
はじめまして、わからないところがあるので質問させてください

緘黙症の診断や治療はどこの診療科(精神科・心療内科・神経科・その他)に行けばいいのでしょうか?
小児科という情報を見たことがあるのですが、小児科では年齢的に合いません

カウンセリング等が入ると治療費なども高くなるのでしょうか?

質問ばかりでごめんなさい
なかなかこの類の情報が少ないのが現状のようで苦労しています
もしよろしければ教えてください

2008/04/09 04:15
海さんへ
せっかくのご質問ですが、私は責任をもってお答えできる知識をもっていません。

緘黙症に有効な治療をできるところは少ないと思います。

かんもくの会では緘黙症の治療のサポートをしてもらえる専門家や機関を探索してご紹介するサービスを始める予定です。
よろしければそのサービスをご利用ください。
サービスはかんもくの会のホームページ上で受け付けます。

この場で具体的にお答えすることができなくてすみません。
弥生桜
2008/04/10 15:47
回答ありがとうございます
教えていただいた緘黙の会のホームページを見てみたいと思います

私にも緘黙症にあてまはる症状が多々あるのですが、それが本当に緘黙症なのか
それとも自分の甘えなのか判断がつかないのです。

誰からも理解されず社会からも孤立しているようにかんじます。
それで具体的に専門家が診断できる所を探しているところです。

無理な質問ばかりをして申し訳ありません
何とか自力で探してみます



2008/04/10 20:47
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