ほんとうは暖かい光が好き 〜場面緘黙症との闘い

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help リーダーに追加 RSS 緘黙を治すための指導書(2)

<<   作成日時 : 2006/02/14 17:21   >>

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先週も再紹介した緘黙症の専門書を読み終えることができました。
その内容の紹介や感想ははちょっと後日にでもさせてもらうとして・・・

正直言って・・・
読んだ僕自身にとってなんの役に立つのだろう?
この本を読んで理解しても、僕はもう治らないよ。

僕はいったいなにをやってんだろうか。
自分のことはもうどうしようもないよ。

たしかに自分が緘黙真っ只中にいるときにこの本で指導されるように対処を受けていたとしたら、僕の場面緘黙は治っていたのかもしれない。

けど、今、当事者の自分がこの本を読んだってもう遅いよ。
なんのためにやってるんだ?
人のため?
今、苦しんでいる子供たちのため?

本当に他人のためにやるならこんな個人的なブログで「緘黙の本、読んだよ」なんて言ってるだけではなんのステップアップにもならない。

本当に自分の勉強を他人のために生かすなら、このブログを出て、もっと実践的に組織的に活動しなきゃならない。
僕にそんな力があるのか?

この本、まさか日本で僕が初めて読んだなんてことじゃないだろうな。
せめて、緘黙児の治療にあったている専門家や研究者は読んでいなければおかしい。

もし僕が専門家や研究者だったとしたら、この本を読んだらまず翻訳して出版するだろう。

しかし、これまでの僕の結論から言えば、日本に「緘黙症」に注目している研究者なんて一人もいないのだ。
おそらく日本では、これから10年たったって、12年も前に出た河井先生の「場面緘黙児の心理と指導」の次の本が出ることはないと断言してやる。

そして、その河井先生の本さえ、もう15年以上も前の研究データに基づいて書かれた古いものだ。
だが、緘黙に対する最新の認識は昔よりもかなり変化しているのだ。
僕たち日本人はそんな古い本に頼らざるを得ないのだ。

どうしてこんなに日本は遅れているのだ?
どうして日本ではこれほど「緘黙症」が置き去りにされているのだ??


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コメント(10件)

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う〜む。難しいね。

まず親が緘黙について知らなければ絶対放っておかれますよね。今の時代、ポチポチと調べればすぐに緘黙という言葉に出会えるんだから、もしかしたら自分の子供は緘黙児なのではないか、と悩んでいる方は多いと思う。そういう所から救って行かなければ緘黙児はいつまでも知られないままかも・・・。

でも、弥生桜さんが専門書を読んで悩んでいる事だって絶対に無駄じゃないよ。身近にいるであろう緘黙児を一人ずつ救っていく事が出来ればいいんだけどね。私もそういう活動ができる環境にあれば是非とも参加したいんだけどなあ。
野ウサギ。
2006/02/14 20:57
たとえ、放っておかれたとしても、野ウサギ。さんのようにご自分で克服できる人もいらっしゃるので、よく練られた指導が必ずしも必要ではないかもしれません。(たぶん、保護者や教師の介入がなくても貴方は自然に指導書の示すようなステップアップをされていったのだと思います…)
けれども、僕は放っておかれた緘黙児は、そのまま影響を引きずったまま大人になって苦しんでいる人のほうが多いんじゃないかと考えています。
海外では、治療を受けた人と受けなかった人とで、どのような差があるか統計をとろうとしているようです。
そんな調査をやっている海外の事情は羨ましいですね。
(続きます)
弥生桜
2006/02/14 23:50
(続きです)
> 私もそういう活動ができる環境にあれば是非とも参加したいんだけどなあ。

当事者にはなんの責任もないと思いますよ。
活動を率先する役割を担うべきなのは専門家です。
緘黙が置き去りにされているのは専門家の怠慢ですよ。
彼らを動かすためには、「大人になって初めて自分が緘黙症だったと知るなんてどうしてだよ!」と怒っていることを、然るべき人たちに訴えかけることが必要だと思います。
だから、僕はときどきこんな調子で批判的な記事を書くんですよ。いつかは、ブログを出て実際に学識者たちに働きかかける手段を考えたいと思っています。
なにかいい知恵がないでしょうかねぇ。
実際のところ、当事者側から要求を出すというのは本末転倒な話なんですけどね…
弥生桜
2006/02/14 23:54
 ブログへのコメントで、いろいろ教えていただいてありがとうこざいます。
 出来るなら続けていきたいと思っているはずで、自分の事なのに変ですが、パソコンを開いてブログを更新する…と言う作業が時に煩わしく感じてしまい、読みたいし書きたいのも事実なのにその事に義務感を感じてしまい捕われる事も暫し…なんです。
 まだまだ判らなくなることがあるし、ノートに書く事は、Drに義務を感じるなら無理に書く必要はないと言われているので、気が楽なんです。正直ホッとしているかもしれません。
 明るい兆しが見えている?今だからこそPCが替わりプロバイダーも変わるのを機会に、少し落ち着こうと思います。実は旦那も気にしていたらしいです。
 教えて頂いた事は確認して、ブログはこのBIGLOBEでと思いますので。
 またお邪魔致しますね。
気まぐれな猫
2006/02/15 10:25
ブログは気の向いたときに好きなように書けばいいと思いますよ。
と言いつつ、実は僕も貴方の気持ち分かります。なんとなく、ブログに何か書かなきゃという義務感みたいなものを持ってしまいます。
本当はそんな義務なんて誰も要求してないのにね。
心が落ち着いてこられたようでよかったですね。これからもお互い焦らずゆっくりとやりましょうね。
弥生桜
2006/02/15 20:53
バレンタインデー以来、白熱したやりとりが
続いてきたみたいですね。日本に専門家がいないのなら、どうするか?やはり海外へ情報収集して、それを日本に導入することから始まります。専門家がいないのなら誰かがなってくれるのを待っていても仕方がない。やっぱり、
それに近い分野の臨床家にアポイントを
取るしかないのかな?未だに私も緘黙になるからできないんですけどね。
河合先生宛てにお手紙を出してみるのはどうでしょうか。
ゆきんこ
2006/02/17 17:44
僕は実は3年前に、「場面緘黙児の心理と指導」の共著者の河井英子先生に緘黙症の支援のことについて意見を述べる手紙を出しました。
河井先生からはご丁寧な返事までいただきました。
お返事の内容を簡単に言うと、僕の意見はもっともであって、もし緘黙症のための支援団体などを作られるなら協力したいというものでした。
ただし、実際に場面緘黙の研究を行い、原稿を執筆したのは、ご主人の河井芳文先生で、芳文先生は原稿執筆を終了されるのとほぼ同時に急逝されました。
この本はその数年後に奥さんの英子先生が改めて編集をして出版されたものです。
しかし、河井英子先生ご自身も児童心理学などの研究者ではいらっしゃいますが、緘黙症をご専門としているわけではないようです。
河井芳文先生が生きておられたらぜひとも直接手紙を書いてみたかったのですが…
残念ながら河井芳文先生の後継者のような専門家はいないようです。
(続きます)
弥生桜
2006/02/17 20:45
(続きです)
僕が若ければ河井先生の後継者となりたいところです。
しかし、それはできないので、僕が考えていたことは、まず緘黙症の当事者や保護者でコミュニティを作って、共同で要望書などを学識者に提出すると言うものでした。
このブログはその仲間集めができるかという試験的な意味も含めて作っていました。
まずは自分の意見を練っていくこと、そしてコミュニティを作っていくこと、それが素人の自分にできることだと思っています。
そのうち、記事上でも意見を展開できればと思います。
どなたでも他にもよい知恵をお持ちでしたらなんでもおっしゃってください。
弥生桜
2006/02/17 20:47
どうしてこんなに日本は遅れているのだ?
どうして日本ではこれほど「緘黙症」が置き去りにされているのだ??

私も同感同感です。
・他人に危害を加えない
・単なる無口な子供で済まされえる
・家で喋る事から家族からも重要視されない
等の理由があるのではないかと個人的には思ってます

この症状について知ってもらいたいという願いはどこまで伝わるかわかりませんが
自分もblogで綴り続けたいです

TVで取り上げられ、多くの人に知ってもらいたいという願いをもちつつ・・


雨宮
URL
2006/05/09 00:44
雨宮さん、お久しぶりです。
緘黙症が注目されない理由は雨宮さんの仰るとおりだと僕も思います。
blogにどれぐらいの力があるのかわかりませんが、僕もこれからも綴り続けるつもりです。
そして、雨宮さんの仰るように、なんとかblogよりもさらに外へ向かって発信できないかと思っています。
僕もいつかそんな日が来ることを願っています。
弥生桜
2006/05/10 23:24

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